「見えない敵」と戦う子どもがかわいすぎる。
保育園のイメージと戦う保育士
ツイッターフォロワー39万人! てぃ先生の新刊『ハンバーガグー!』より。
■保育園はしんどいのか?
保育園の話題というと最近はネガティブな反応がとても多いように思います。このお話は、男性保育士の「てぃ先生」が実際に保育園で子どもたちと接しているなかで体験した出来事で、先生が記した『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』にも掲載されています。
メディアなどでも率先して登場し、保育の「いい側面」を切り取って紹介している「てぃ先生」。先生によると、毎日こんな思わず吹き出してしまうような出来事ばかりではないそうです。ネガティブな悩み相談を同僚などから聞くことがあれば、親御さんたちの悩みに答えられず悶々とする日々を送ることもあるとか。それでも、「だからこそ10年近く保育士をしてきた経験を生かし、できるだけ『保育』と『子ども』のいい面を伝えたい、という思いが強い」と先生は言います。
保育士不足が叫ばれる中で、悪い話題ばかりだと確かに「就職したい」と思う人は、なかなか出てこない、という心理は理解できます。
最後に、先ごろ発売された2年ぶりの新刊で、「癒される」「この本ともっと早く出会いたかった」と、大変な話題を呼んでいる『ハンバーガグー!』にもある、思わずツッコミたくなるストーリーを。
砂場で遊んでいた4歳の女の子。おままごとをしていて、先生に「目玉焼き」を作ってくれたそうです。
「めだまやきでーす」
砂でできたおいしそうな目玉焼きを前に先生が、「わー、おいしそう。醤油がソースをかけようかな」と言ったら、「これ、かけてあげる!」と白い砂をぱらぱらとまぶしてくれたそうです。
「ありがとう、お塩?」と聞くと、一言。
「ううん。砂!」
やられました。
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